no.51●レアな作品木地山こけしは、胴模様に[梅鉢模様の前垂れ型]が多く、続いて[菊花模様]となっていますが、椿花を絢爛にそして襟元を飛び鉋で波彫してアクセントを付けるなど[現代の名工]の希少な芸術作品となっています。[1] 高さ　381mm[2] 底幅 87mm[3] 材質　槐(えんじゅ、焦げ茶色した硬い材)作品⭕️83歳の作品で、33年程経過しましたので蝋が材に染み込み槐材が黒光りして艶々と照りが綺麗に出ています。暗室で保管していましたので黄色や赤色の退色はありません。ただ、キズは有りませんが、背部のロクロ線(墨)に制作中出来ましたにじみが少し見られますのでご承知ください。胸元には、椿花3輪を横並びに配置した豪華絢爛な作品となっています。また、顔には珍しく白目が、さらには頭の左右に薄い赤色と白い花簪が描かれています。襟元と裾には、墨と赤色のロクロ線がリズミカルに入っています。背部には、[木地山の　想ひ出語る　こけしかな]と詠んだ句が書かれています。こけし台は含みません。気に入られた方は、どうぞコメント下さい。小椋久太郎(1906〜1998)現代の名工(人間国宝)父は名工の小椋久四郎匠※私のプロフィールを一読ください。