昭和レトロな蓋付八角陳列（駄菓子？）瓶です。「菱形にＳＧＦ」のロゴマークと「ＭＡＤＥ　ＩＮ　ＪＡＰＡＮ」がガラス瓶の表面にエンボス加工されています。蓋にも「ＭＡＤＥ　ＩＮ　ＪＡＰＡＮ」が（画像写真３枚目）。明治２１年（１８８８年）大阪で「島田硝子製造所」としてガラス容器の製造を開始、大正、昭和の組織変遷を経て、戦後の昭和２８年に総合容器メーカ東洋製罐（かん）グループの一員に、昭和４２年東洋ガラス株式会社に社名変更、平成１４年には佐々木硝子株式会社と統合し、東洋佐々木硝子株式会社とし今日に。「ＳＧＦ」は「島田硝子製造所」の英語表記の頭文字（製造所はＦａｃｔｏｒｙのＦ）で、英語表記が使えた戦前のロゴだと思います。「ＳＧＦ」ロゴから戦前の昭和初期の製品だと思われます。昭和１０年頃だとすると８０年以上の経年です。レトロなガラス製品に見られる気泡はほとんど見られませんが、瓶の底に一ヶ所線キズ（画像写真４枚目矢印）が、表面に現れたキズではなく、また、口縁に若干のザラ感が、これらは製造時のものだと思われます。蓋と口の接合部は密着性を増すためのスリ加工が施されていますが、蓋が外せないほどのものではありません。保管品で使用状況は不明ですが、使用による汚れやくもり、キズや欠け、割れなどはほとんど見られず、美品と言えます。大きさ、重さはおよそ次の通りです。高さ（蓋あり）１８ｃｍ、（蓋なし）１４．２ｃｍ、開口径７．８ｃｍ、底対角１１．５ｃｍ、重さ５６０ｇです。経年８０年以上の昭和レトロな蓋付八角陳列（駄菓子？）瓶です。汚れや傷はほとんど見られない美品で、お菓子や食品などの保管・保存容器はもとより、カラフルな何かを収納してディスプレイに、アートに、など自由にお使いいただければ幸いです。