「悪魔が来りて笛を吹く」オリジナル・サウンドトラック/山本邦山,今井裕【CD】

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「「悪魔が来りて笛を吹く」オリジナル・サウンドトラック/山本邦山,今井裕」榎本るみ定価: ¥ 2,200#榎本るみ #CD #映画音楽 #サウンドトラック #日本映画#金田一耕助曲目笛鳴りぬ火焔太鼓椿子爵の遺言天銀堂事件金田一耕助西へ行く黄金のフルート指a=X、b=X、∴a=b血と砂旅ゆく者よ悪魔笛を吹きて終る15・6年以上前に新品で購入したものです。何回となく聴きましたが、ライナーノート・ディスク共に綺麗です。ケースは新しいものと交換してあります。以上了承されたうえでご購入していただける方のみ、よろしくお願いします。東映作品・西田敏行版金田一耕助作品のサントラです。確か公開当時の宣伝文句は、原作者横溝正史氏の “この小説だけは映画にしたくなかった ”という直球ではなく変化球型のコピーでしたな。それもそのはず内容は近親相姦を扱ったもので、日本のような島国民族にとっては、古来から血が濃くなるのを避けるため、本能的にDNAの中にタブーとして刻み込まれてるようなテーマ。(我々は常に海の外の世界に憧れて、そして刺激をもらってきてますからなぁ)とにかく映画のテーマ自体は身のちぢむような暗さ(まぁ小生としては大好きな作品ですがね)。 で、そのムードを緩和してくれていたのが、無邪気でやさしい西田金田一耕助の存在と、この音楽だったのではないでしょうか。小生的には、けして美しいメロディには聴こえないけれども、透明感のある妙に不思議なメロディ。使用されてるキーやコードを分析すれば、学術的な解答は出るのでしょうが、要するにこの映画にしてこの曲というくらいに、似合っているのです。先程から書いている、透明感のある不思議なメロディのテーマ曲「黄金のフルート」。テーマ曲の様々なヴァージョンの「笛鳴りぬ」「椿子爵の遺言」。風の音の中で静かなフルートのテーマ曲が奏でられる「悪魔笛を吹きて終る」。火の粉がはぜるような「火炎太鼓」。そして映画のラスト、船の舳先(へさき)に座って去ってゆく金田一耕助を岬の高台からヒロインが見送るときに流れた印象的な佳曲「旅ゆく者よ」。。。映画の雰囲気をたっぷり味わえますよ。稀少盤のため高値設定させていただきましたが、どうぞよろしくお願い致します。

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